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Malee、動くフレームのあいだで

カフェの編みベッドで休むMalee。
動画からの静止画 — カフェの編みベッドで休むMalee。
ベッドから上を見上げるMalee。
動画からの静止画 — ベッドから上を見上げるMalee。
Siamese Cat Cafeで静かな時間を過ごすMalee。
動画からの静止画 — Siamese Cat Cafeで静かな時間を過ごすMalee。

名前付きの静止画はなく、実写動画が1本ある。だから3枚は別の出来事ではなく、同じ記録の中の短い時間として扱う。

最初、Maleeは丸い編みベッドにいる。縁が体を囲み、頭だけが画面外へ向く。クッションやガラス、近くのおもちゃまで写り、スタジオではない店の時間が残る。プロフィールには、建設現場の近くで見つかり、地元の職人が保護につないだとあるが、日付には確認が必要だ。

約12秒後、首が伸び、耳が前を向く。注意を引いたものは画面にない。客が同じ刺激を再現する必要はない。上から手を出さず、低い位置で静かに見守る。

最後にはベッドの中で体を横たえ、おもちゃを足元に置く。休む、起き上がる、戻る。その控えめな変化こそ、出来事だけを並べるプロフィールにない情報だ。

Maleeに会う時は、その「間」に入ってほしい。見て、立ち、戻る。人が背景になれば、3つの動きは自然に続く。

耳が先に動き、首が伸び、やがて体がまたベッドへ沈む。大事件のない数秒だからこそ、Maleeが自分の速さで部屋と折り合っていることが伝わる。いたわりは何かをしてあげる場面だけに宿るのではない。落ち着き直すまでの時間を奪わず、変化の小ささに気づくことにも宿る。

1本の実写動画から、休息、気づき、再び落ち着く小さな連続を切り出した。

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