


痛みの大きい救助歴を持つSoul。その出来事だけを繰り返さず、3枚は近さの扱いを見せる。床から見上げ、開けた場所に座り、画面外のおもちゃへ立ち上がる。
一枚目は上から見下ろす角度。人の体が大きく感じられるので、触れる前に自分が低くなる。手を視界に置き、最後の距離はSoulに選ばせる。見上げているだけなら、同意とは限らない。
二枚目では家具と絵のある部屋の中央に座る。中心にいても腕の中にいる必要はない。ゆっくり歩き、椅子や隠れ場所への道を空ける。
最後は実写動画からの静止画。白い前足を上げ、見えないおもちゃへ伸びている。柔らかな道具で遊び、途中に休みを置く。立ち上がった体をつかんだり、手で固定したりしない。
プロフィールにある「足元や椅子の下で休む」姿も、近さの一つだ。そばにいることと所有することを分けて考えると、写真の意味が見えてくる。
Soulが足元を選んだ時、人は何もしなくても彼の近くにいられる。膝へ乗せることだけが親しさではないし、手を伸ばさないことは無関心でもない。離れる権利を残したまま同じ場所にいる。その控えめな近さを守れる時、やさしさは気持ちではなく行動になる。
近くにいることは、抱くことではない。Soulの3枚が示す距離の境界。