猫を迎えた日は、きっと写真をたくさん撮りたくなります。その写真には、半年後のトイレ掃除や、急な通院のための予定変更、引っ越し先で猫の居場所を整える時間までは写りません。私たちがSiamese Cat Adoption Dayで伝えたいのは、そんな日常のほうです。
Siamese Cat Adoption Dayは、タイのSiamese Cat Caféが提案する地域の啓発活動です。毎年二月の第二土曜日を、慎重な譲渡と猫の保護活動、終生飼養について考える日にしようと提案しています。Siamese Cat Caturdayという呼び名も使っています。
国などが定めた公式の記念日ではなく、この文章も当店で譲渡会を開催するという告知ではありません。猫を迎える予定がない人にも、自分に合った参加の仕方があります。

二月十四日とは別の日なのですか?
提案しているのは「二月の第二土曜日」という決め方です。日付は年によって変わり、2027年は2月13日に当たります。これは暦に基づく日付であり、会場や参加予約が確定したことを意味しません。
一方、カフェの記念日であるSiamese Cat Café Dayは、毎年2月14日です。同じ日に重なる年もありますが、第二土曜日に合わせる日と、日付を固定した記念日は分けて案内する必要があります。
学校や地域のグループが賛同して催しを開く場合も、実際の日時、場所、主催者、参加条件を別に知らせなければなりません。この名前だけでは、会場に猫がいるのか、譲渡の相談を受け付けるのか、動物を連れて行けるのかは分からないためです。
Caturdayという名前には遊び心があります。ただ、私たちが大切にしたいのは、その土曜日にどんな支援を最後まで届けられたかという点です。
すでに家のあるカフェの猫たちから、なぜ譲渡を考えるのでしょう
Siamese Cat Caféでは16匹の猫が暮らしています。継続して当店で世話をする仲間であり、お客様が選んで連れ帰るための譲渡対象ではありません。それぞれに違う背景や性格があり、一匹ずつ知っていくには時間がかかります。
居場所が決まっても、世話が終わるわけではありません。翌日も食事を用意し、休みたい猫には静かな時間を確保します。人のそばにいることが好きでも、抱っこまで好きとは限りません。そうした違いを尊重することも、一緒に暮らす責任です。
実際に店にいる猫を知りたい方は、サイアムの物語からどうぞ。楽しい午後を過ごしたことが、一緒に暮らしたい気持ちの始まりになるかもしれません。ただ、その時間だけで長い世話の準備ができたとは判断できません。
猫を迎えた瞬間だけでなく、その後も続く暮らしに目を向ける。それが、この提案の出発点です。
名前にSiameseとあっても、シャム猫だけのためではありません
名称はSiamese Cat Caféに由来します。品種によって対象を限定するものではなく、ミックスの猫、成猫、高齢の猫、追加の世話が必要な猫も含めて考えています。
青い目がきっかけで写真に目を留める人もいるでしょう。しかし、見た目で良い家庭を必要とする度合いが変わるわけではありません。大切なのは、その猫の性格や必要な世話と、迎える家庭の生活が合うかどうかです。
品種やタイの猫の背景が気になる方には、別に伝統的なタイ猫と現代のシャム猫の比較記事、英語があります。歴史を知ることが、ほかの猫を助けなくてよい理由になることはありません。
「もう少し考えたい」と言える場にしたい
温かい雰囲気の中では、現実的な質問をすることにためらうかもしれません。それでも、誰が毎日の世話をするのか、住まいで飼育できるのか、留守中はどうするのかを、先に話し合っておく必要があります。
保護主や預かりボランティアには、その猫について実際に分かっていることを尋ねてください。まだ観察していない点があるなら、分からないまま伝えてもらうほうが役に立ちます。どんな家庭にも合うという約束より、情報の範囲が明確な説明のほうが判断しやすいはずです。
詳しくはタイで保護猫を迎える前に確認したいことにまとめました。読み終えて、今は待とうと判断するのも一つの結果です。譲渡を勧める日だからといって、当日に結論を出す必要はありません。
保護猫を迎える選択肢を伝えることと、別の選択をした人を責めることは違います。良い目的があっても、必要な確認や相談を飛ばしてよいわけではありません。
飼えない事情がある人も参加できます
今いる動物の世話で手いっぱいの家庭も、住居や仕事の都合で猫を迎えられない人もいます。その限界を認めることは、関心が薄いという意味ではありません。
必要とされている物資を届ける、相談して決めた作業を手伝う、確認済みの譲渡情報を届ける。相手と内容が明確で、最後までできる支援を選ぶところから始められます。
飼えなくてもタイの保護猫を支援する方法では、それぞれの選択をもう少し具体的に考えています。当店へ来ることは参加条件ではありません。別の責任ある保護活動を応援することも、この日の趣旨に合います。

猫が出席しなくても、猫のための集まりは開けます
許可を得た写真と資料で暮らしを紹介したり、依頼された物資を集めたりする活動に、猫自身が参加する必要はありません。助けるための催しのたびに、猫を人混みへ連れてくる必要はないのです。
実際に会える機会を設けるなら、担当の保護主が環境や接し方を決め、必要なときには中止できることが大切です。会えるという案内は、全員が抱いて記念撮影できるという約束ではありません。
主催を考えている方には、タイで猫の譲渡啓発イベントを準備するための案内があります。役割と後日の作業を整理する記事であり、当店の提携や開催が決まったことを示すものではありません。
個人なら、確認した用事を一つ終えることから始めても十分です。そして翌日を思い浮かべてみてください。猫には朝ごはんが必要で、世話をする人の仕事も続きます。その日常まで届く支援を、この名前と一緒に育てていきたいと思います。